襖絵
襖絵のモチーフは「竹」「紅梅」「白梅」「杉」ですが、「杉」は旅先でみた參蒼とした雨後の杉山のあふれる生命観に感動してスケッチしたものを基にしています。
「待春」は、武蔵野の雑木林の躍動感を力強く描いたものです。
「竹」は裏山、「白梅」は表玄関、「紅梅」は中庭を基にそれぞれ描かれています。
小林 正路 作
1923年 | 志木市に生まれる |
1949年 | 日展発入選 |
師事 / 児玉 希望 佐藤 太清
十三仏
仏教では、亡くなった人は、葬儀によって仏弟子となり、十三の仏さまを巡って仏徳を授かり、その副徳を遺族・子孫に授けながら成仏していくとされます。特に功徳があるとされる日を「忌日」として、法要(法事)を営んだり墓参りをしたりします。
その忌日は、初七日忌から二七日忌・三七日忌・四七日忌・五七日(三十五日)忌・六七日忌・七七日(四十九日)忌・百ヵ日忌・一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌・三十三回忌までの十三あり、忌日のご本尊さまとしてお導きをいただく十三の仏さまが配当され、総称して「十三仏」とお呼びします。